秋のシーズンに数釣りを楽しむもよし
じっくり大型チヌと対峙するのもまた魅力！
若狭湾の筏は3月の休み明けから春のノッコミを迎え、大型チヌを狙うのにいい季節になります。心地よい日差しを浴びながらじっくり釣りを楽しめることも筏釣りの魅力です。
秋の筏では小型の数釣りが楽しめます。ベテランには物足りない小型中心になりますがビギナーがクーラーいっぱいの釣果を経験できるのがこの季節です。
筏のチヌ釣りといえば専用の短竿とリールで釣るかかり釣りをいいます。足下にダンゴを落としてポイントを作るこの釣りには1.5〜2.1mのかかり竿を使い細く敏感な穂先でアタリを取ります。また道糸とハリスは兼用のものを通しで使い1.5号〜3号をチヌの大きさによって使い分けます。リールは専用のもので両軸タイプや片軸タイプがあり使いやすいものを選択するといいでしょう。
若狭湾内には数多くの筏がありそれぞれに特徴もありますが、できることなら一カ所に絞って通う方が釣果が期待できるでしょう。同じ釣り場でも乗る筏によって釣果は違いますから渡船屋さんと仲良くなることであたり筏に乗ることができますし、あたりエサも教えてもらえます。正確な情報収集が釣果をアップさせます。
チヌはどちらかといえばエサに果敢に突っ込んでくるタイプではなく、こぼれエサを拾うタイプですのでダンゴが割れた後自然にこぼれていくイメージを描いてください。潮の流れでサシエが浮き上がらないようラインを送り出すことを這わせといいこれが主流になっています。またチヌは小さな前アタリの後に本アタリがありますので焦らず本アタリを待ちましょう。小さなアタリであわせてボラなどをかけてしまうと大暴れしてせっかくの場が散ってしまいますから注意しましょう。
30センチのアジがサビキ釣りで爆釣！
小アジをエサにヒラメやマゴチも釣れる…。
ファミリーフィッシングといえば波止釣りですが釣り人で込み合うことのない筏なら自由に楽しむことができます。同じサビキ釣りでも一回り大きいサイズが釣れますし、底が砂地になっているところが多いので小アジをエサにして置き竿をしているとヒラメやマゴチといった思わぬ大物が釣れることもあります。
波止とは違い筏は水深があります。15mぐらいから深いところでは30m近いところまであるので30-240ぐらいのコンパクトロッドが価格も安くちょうどいいと思います。船竿があるならそれでもよし、投げ竿でも使えます。リールはどんな釣りにも対応できるスピニングリールでよく大物に備えてナイロンなら5号PEなら2〜3号を150m巻いておきたいところです。
仕掛けは船釣り用のサビキ仕掛けで全長2m、5〜7本針が扱いやすいと思います。
筏は本来チヌのかかり釣りのために作られたものですが、最近ではファミリーフィッシングの五目釣りができるところも多くなりました。しかし場所によっては五目釣りのできない筏もありますので予約の際に必ず確認が必要です。また、ファミリーフィッシングでトイレは重要です、板で囲っただけのものからキャビン付きのものまでありますのでその確認もしておきましょう。
釣り方はいたって簡単、基本的に波止のサビキ釣りと変わりはありませんが上手く追い食いをさせることが釣果をあげるコツです。上針にアタリがあった場合コンコンと竿に響きますのでそのままゆっくりあげて追い食いをさせ、下針の場合にはグイグイ引きますので少し送り込んでやります。
かかり釣りに使う道具は専用のもので、かかり竿やリールなどはほとんど流用が効かないので慎重に選ぶことが大事です。また筏釣りでは竿やリールもさることながら、1日を快適に過ごすための装備と道具も必要です。
専用のかかり竿やファミリー用五目釣り向けの竿を紹介。
かかり竿専用リールや五目釣り用の使いやすいタイプも紹介。
以外に量が多くなりがち筏釣りの道具。必要な道具と上手くまとめる方法も紹介。
おすすめの渡船店と筏を紹介しています。また各渡船店の釣果情報などもあります。
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