ボートを使った若狭湾のキス釣り。釣れるポイントの紹介。

シロギスの釣れるポイント

シロギスは初夏から9月ぐらいにかけて海水浴場の沖合などで釣れる魚です。

シロギスは砂地に生息する魚でゴカイやイソメ類、時にはエビなどをエサにしています。水温の上がる初夏から秋にかけては水深20mまでの浅い場所に生息していて、水温の下がる秋以降は20〜50mの深場に落ちます。
投げ釣りをされた方ならご存知の方も多いと思いますが、初夏からのシーズンでは意外なほど浅場にも寄ってきます。通常、砂浜の沖合などがポイントになる訳ですが、だいたい3〜15m程度がポイントになります。
また砂地の海底であれば釣れるというものではなく、変化のある場所を好みますので何もない場所では移動の時にしかいないようです。
小型のシロギスの場合は活発に動きますのでかなり広範囲で釣れますし、群れを作っている場合が多いので1匹釣れればそのポイントを攻めることで釣果を上げることができますが、大型を狙う場合には単独で行動している場合も多く、おおむねカケアガリや根周り、それに沖のテトラ周りなどがポイントになります。

カケアガリや根周り

たかが箱めがねと侮るなかれ、子供の遊び道具どころか魚探以上の活躍をするのだ!

箱めがね

3〜6mの水深なら偏光グラスでシロギスを見つけることも簡単ですし、箱めがねなどを使えば10mぐらいまでなら海底を観察できます。
早い話、シロギスを見つけてその場所をピンポイントで釣ればいいのです。肝心のシロギスはわからなくても根やシモリは見つけられるはずです。
海底の様子を見ながら釣るなんて他の釣りでは考えられないことですが、シロギスのボート釣りに限ってはこんなことができちゃうのです。

海藻の多い場所や岩場がある場所などは投げ釣りでは攻めにくい場所ですが、ボート釣りの場合はその隙間を狙って引くことができます。こんな場所には大型のシロギスが潜んでいる可能性が高いです。
ただ、大型のシロギスは特に音に敏感で臆病な魚ですからオールの音やエンジン音、アンカーの投げ込みには注意が必要です。

テトラ周り

テトラ周り

テトラ周りにはいろいろな魚種が集まりますが、シロギスも例外ではありません。

テトラ周りにはいろいろな魚が付いており、根魚はもちろんクロダイやグレもなどもいます。
シロギスの場合は穴を探る釣りではないので、テトラ周りの砂底を攻めることになります。この場合テトラと平行に引き、際を攻めるのが効果的です。
キスは基本的に動くエサを活発に追いますが、アタリのでない場合こういう場所では少し止めてアタリを待ってみるのも一つの方法です。

またテトラに限ったことではありませんが、キスだけでなく先ほどもいった根魚やチヌ・グレが食ってくることもあります。他の魚種が掛かった場合油断すると根に逃げられて悔しい思いをしますので注意しておきましょう。

テトラには牡蠣などの貝類が付いている場合が多いので、ゴムボートで近づく場合には特に注意しましょう。釣りに夢中になっているとテトラにあたるまで気づかないことがあります。ゴムボートは以外と簡単に穴があいてしまうことがありますので位置を確認しながら釣るようにしてください。

それではお気に入りの場所を見つけて大型キスや数釣りをお楽しみください。

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