ボートを使った若狭湾のボートエギング。釣れるポイントの解説。

アオリイカの釣れるポイント

ボートエギングなら自由気ままに海上を移動できる。
自分の選んだポイントでヒットした興奮は忘れられない。

エギングと聞けば誰もが一番に上げるポイントは、漁港周りの防波堤で潮通しが良くアジなどのベイトが集まる場所ですよね。
カンペーのボートエギングの場合はその防波堤周りで陸から投げても届かない場所にボートを浮かべて釣るという発想からスタートしています。(ちょっとセコいです)
そこから隣接する磯周りへは手漕ぎのボートでも簡単に行けますしシーズン前半には思わぬ爆釣も経験しています。シーズン後半になるとアオリイカはだんだん水深の深い方へ移っていきますので沖の根周りを釣る魚探を使った船釣りスタイルへと変わります。

アオリイカは別名モイカとも呼ばれていて、海藻の茂る藻場を産卵場所や生息地にしています。磯周りや岩礁帯に根が点在するエリアなどではベイトとなる小アジなども多く、そこに藻場があればアオリイカはほぼ間違いなくいると思われます。また近くにエギングでにぎわう防波堤などがあるところは絶好のポイントだといえるでしょう。。

水深10mまでのポイント

秋のシーズン前半や朝夕のマズメ時に磯周りの浅場を狙う!

沈み根

アオリイカは夜や朝夕のマズメ時に接岸することが多く,日が昇ると水深の深い方へと移動していく習性があり、防波堤などではこの夜やマズメ時に接岸しているアオリイカを狙います。ボート釣りの場合は夜は危険なのでお勧めできませんが、マズメ時に磯周りなどを中心に狙っていけば簡単に数を釣ることができます。
水深の浅いところでは海中の根や海藻の生え具合を自分の目で確認しながら流していきましょう。岩の周囲や沈み根の間などはいいポイントになりますので必ずエギを通しておきたいですね。

水深が5〜10mあるところでは、まずアオリイカの遊泳するタナを見つけます。
シーズン前半のマズメ時などは表層付近をトレースすることでアオリイカの活性を確かめます。活性が高ければ1投目から乗ってくることもありますよ。上層でアタリがなければ底から順に上の層へとシャクるタナを上げアタリがあればそのタナを徹底的に攻めましょう。アオリイカは大きくなるほど海底付近に付いていることが多いので必ず底はチェックしてください。

磯際を流す場合に注意したいのは磯にあまり近付かないということです。波は高くなくても他船の引き波が突然くることもあり危険ですので少し離れた位置から釣るように心がけましょう。また海面に出ていなくても尖った岩などが海面ギリギリにあることもありますので、特にインフレータブルボートは注意してください。

水深15m〜20mのポイント

海底に潜む大型アオリイカを求めて底根を狙う!

アオリイカは日が昇ると水深の深い方へ移動します。秋の後半からは接岸することも少なくなり、水温の下がりだす初冬からは30m前後の深場で生息します。
しかし若狭湾では冬場は荒天の日が多くボートエギングには不向きなので30mラインを釣ることは無いでしょうね。

水深10〜20mを釣る場合は磯から続く岩礁帯がこの水深までのびているところや沈み根、平根が絶好のポイントになります。またそんな場所でエギをシャクった時に海藻が付いてくればアオリイカが潜んでいる可能性は非常に高くなります。
しかしこの水深では闇雲にシャクっていても効率が悪いだけでなく、根掛かりで大切なエギをなくすことにもなりかねませんので魚探を活用したいですね。

HONDEX(ホンデックス) HE−51C
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安価なものでも海底の起伏を知ることができますしアジなどのベイトの有無もわかります。最近は性能も良くなり砂・岩といった底質や海藻や藻場までわかるので重宝しますよ。特に春の大型狙いのときには海底の様子を知ることが釣果につながると思います。

それではあなたの見つけた一級ポイントで思い切りシャクってくださいね。

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エギング名人、大森崇弘のアオリイカ釣り必釣法

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